☆2023年5月首都圏不動産市場の動向☆

2023年05月15日

☆2023年5月首都圏不動産市場の動向☆

 

①中古マンション市場の動き

中古マンションの成約数は前年同月比4.5%減の2,954件と3ヵ月連続で減少しました。ただし、千葉県では逆に3.1%増加しました。成約単価と成約価格は前年同月比でそれぞれ2.1%、2.8%上昇し、この傾向は36ヵ月連続、35ヵ月連続となっています。

 

②新規登録と在庫件数の推移

新規登録件数と在庫件数は前年同月比でそれぞれ21.3%、22.0%増加しました。新規登録件数は4ヵ月連続、在庫件数は15ヵ月連続で増加傾向を示しています。

 

③既存一戸建て市場の動向

既存の一戸建ての成約数は前年同月比10.0%減の1,071件となり、これは16ヵ月連続での減少となります。一方、成約価格は前年同月比5.5%上昇の3,865万円となり、30ヵ月連続で上昇傾向が続いています。

これらのデータから、首都圏の不動産市場全体では価格上昇傾向が続くものの、一部のマンションや一戸建ての成約数は減少傾向にあることが確認できます。これは、購入者の選択肢や価格帯により市場の動きが異なる可能性を示しています。

 

 

3000万円以下の新築住宅