☆築40年マンション、新しい選択肢☆

2026年05月08日

【法改正】マンションの「決議の壁」が下がる日

 

 「うちのマンション、もう築40年なんだよ」 ── そんな話をご近所で耳にすることが増えていませんか。

 

 実は2026年4月1日、マンションの基本ルールを定めた区分所有法が約23年ぶりに大きく改正・施行されました。これまで建て替えの決議には「区分所有者の5分の4以上の賛成」が必要で、所在不明のオーナーがいると賛成多数でも頭数が足りずに何も進まない、という状況が各地で起きていました。

 

 国土交通省によると、法改正前までに実際に建て替えが完了した分譲マンションは累計で約323件。全国に700万戸あるマンションのうち、ほんの0.005%程度です。「いやいや、ほとんど進んでないじゃないですか」と突っ込みたくなる数字ですよね。

 

 今回の改正では、耐震性不足など一定の条件に該当するマンションは要件が「4分の3」に緩和され、所在不明者は決議の分母から除外できるようになりました。建て替え以外にも、敷地ごと売却・一棟リノベーションといった選択肢を多数決で選べるようになります。

 

 川口・蕨・浦和エリアにも築40年超の分譲マンションは少なくありません。お住まいのマンションがこの先どんな選択肢を持てるのか、管理組合の動きにそっと目を向けてみる価値はありそうです。